市民ファンドを活用した売電事業などを視察しました(静岡県)
6月10日~11日の静岡県視察のご報告です。
まずは、静岡県で実施している「ふじのくに魅力ある個店登録制度」や「地域商業パワーアップ事業費助成」などについて、静岡県庁に視察に行き、担当者から説明を受けました。
健康長寿日本一の県である静岡県が取り組んでいる「健康マイレージ事業」についても説明を受けたのですが、健康無関心層をターゲットに 「お得」「美味しい」「おもしろい」をキーワードに、地元企業の協力を得て取り組んでいるもので、たいへん興味深い内容でした。
市民ファンドで再生エネルギーの普及を目指す地域に住む「みんな」で創る地域のための再生可能エネルギーの普及を目指して設立された「しずおか未来エネルギー株式会社」では、市民ファンドを活用した売電事業を行っていました。自然エネルギーで発電・売電をするだけでなく、地域の方たちに広く関心を持ってもらおうと、人の集まる場所にソーラーパネルなどを設置。身近に接してもらうとともに、説明パネルなどで理解を深める工夫をしています。
その現地視察として、静岡市立日本平動物園とIAIスタジアム日本平に行ってきました。本当にたくさんの人の目に触れやすく、とても効果的な取り組みだと感じました。
日本平動物園には風車やソーラーパネルが設置され、その電力が水の循環や電動車いすに利用されていいます。園の入り口には、ファンドのことやサポーターの名前が記された大きなパネルが、園内にも自然エネルギー利用に関する説明パネルが多数設置されています。
IAIスタジアムでは、駐車場の屋根にソーラーパネルを設置。説明パネルもカラフルに、わかりやすく配置されていました。
山本まさの 埼玉県議会議員(立憲民主党)
1959年愛媛県南宇和郡生まれ。1982年文教大学卒業。1982年埼玉県立越ヶ谷高等学校勤務。(子育て・夫の両親の介護のため数年休職)1995年埼玉県立浦和東高等学校勤務。1999年越谷市議会議員選挙初当選(連続三期)。2011年埼玉県議会議員選挙初当選。2019年3期目当選。