越谷市高橋市長 竜巻被災者への生活支援に全力で対応
9月2日に発生した巨大竜巻は越谷市内北部を横断し、全壊25 、大規模半壊49、半壊114、一部破壊921、非住家等の計1442世帯が被災しました(9月25日現在り災証明発行件数)。
高橋越谷市長は、市議会の理解を得ながら、市が独自に被災者への賃貸家賃補助をはかる「家賃給付金制度」と「見舞金支給制度」の創設など、被災に遭われた市民の方への生活支援に全力をあげています。高橋市長は、今回の竜巻災害を教訓に、地域防災力を強めていくとともに、避難施設や耐震性飲料用貯水槽の整備、備蓄体制の拡充、災害時要援護者・帰宅困難者支援体制の確立などの大規模災害対策に、さらに力を入れるとしています。
高橋市長の要望書は、被災された方々 の生活を早急に安定させるため、民間賃 貸住宅を仮設住宅建設とみなす措置を求めるものです。この権限は県にあり、市で決定することができません。県は、県営住宅を無償提供することにしましたが、それは元の住まいから遠く離れるため、通学の問題や、近所・地域との絆がなくなるという問題が生じます。そのため、近くの民間賃貸住宅を仮設代わりとし、その賃料を公費で賄うよう求めたのです。このような住宅を「みなし仮設住宅」と呼びます。この要望は、被災者を支援しようと当事者からの話を聞いた市民団体からも寄せられていました。
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私が所属する埼玉県議会「民主党・無所属の会」では、災害翌日の9月3日に現地視察を行い、8日まで瓦礫撤去のお手伝いを行いました。
被災現場を最初に自分の目で見たときは、 その凄まじさに衝撃を受けました。
私は知人である被災地の自治会長さんと連携しながら、人手を必要としている場所に直行。夫のワゴン車を 使って瓦礫の運搬などを行いました。
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9月19日、午前中に衆議院災害対策特別委員会委員の視察団が越谷市を訪れました。私も同行させていただき、被災直後の状況をお伝えしました。
フェンスが竜巻ですっぽり と飛ばされている第二学校 給食センターの屋上
屋根が吹き飛ばされて 空が見えている北陽中 学校の体育館
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
山本まさの 埼玉県議会議員(立憲民主党)
1959年愛媛県南宇和郡生まれ。1982年文教大学卒業。1982年埼玉県立越ヶ谷高等学校勤務。(子育て・夫の両親の介護のため数年休職)1995年埼玉県立浦和東高等学校勤務。1999年越谷市議会議員選挙初当選(連続三期)。2011年埼玉県議会議員選挙初当選。2019年3期目当選。